液状化の知識・情報

東日本大震災の液状化被害

2011.3.11東日本大震災で液状化は東京湾岸の京葉間および利根川下流域に集中し、あと川崎・横浜方面、那珂川や久慈川方面、利根川中流、鬼怒川・小貝川流域、古利根川流域に散在しています。

-国交省関東地方整備局HPより-

 

 

古地図で見る液状化発生場所 (2011.3.11 東日本大震災)

液状化が発生する場所は、主に湾外沿い、大河川沿いの「低地」です。特に昔、海、川、池・沼だったところを埋立した場所は液状化発生確率が高いとの調査報告があります。

 

●昔「海」だったところを埋立して宅地化 : 千葉県浦安市の例

3.11東日本大震災では埋立地が広範囲に渡って液状化発生しました。

 ※地図画像をクリックすると拡大します。

 

●昔「川」だったところを埋立して宅地化 : 茨城県下妻市の例

3.11東日本大震災では〇の範囲付近で液状化が発生しました。

 

●昔「沼」だったところを埋立して宅地化 : 千葉県我孫子市の例

3.11東日本大震災では〇の範囲付近で液状化が発生しました。

 

●昔「田んぼ」だったところを盛土して宅地化 : 東京都葛飾区の例

3.11東日本大震災では〇の範囲付近で液状化が発生しました。

 

 

今後想定される地震

東京直下でM7級の地震が起きる確率は、今後30年間で70%!
-政府中央防災会議- 

※今回の地震(2011.3.11東日本大震災)で建物被害、液状化被害が無かったからといって、今後の地震で被害が無いとは限りません。震源地が全く違います。

 

液状化マップへのリンク(首都圏)

 

東京の液状化予測図

 東京都土木技術支援・人材育成センター

 国土地理院2万5千分1地形図上に、「液状化が発生しやすい地域」 「発生が少ない地域」 「ほとんど発生しない地域」 が色分けされています。

 

埼玉県 地震被害想定調査

 調査報告書の第6章が液状化の予測。6-13に 「液状化のしやすさ分布図」 があります。

国土交通省ハザードマップポータルサイト

 埼玉県の多くの市町村が地震防災マップを公表しています。最初の表示画面で地盤被害マップをチェックしてから関東-埼玉県を選択すると各市町村の一覧が出ます。

 

千葉県 被害想定対象地震の震源域

 千葉県では、「東京湾北部地震」 「千葉県東方沖地震」 「三浦半島断層群による地震」 の3つの地震を想定して震度分布予測・液状化危険度予測をしています。


千葉県 液状化危険度予測図

千葉県 液状化マップ(東京湾北部地震ケース) ※PDF

 

千葉県地震被害想定/地域防災力(地域危険度)マップ

 電子国土Webシステムを利用した地域防災に関する地理情報提供システム。地震被害想定に関しては、液状化危険度を含め、震度、加速度、斜面危険度などかなり詳細です。

 

 

神奈川県 防災・災害情報

 -地震被害が大きくなりそうな地域とは-

 液状化を含めた地震災害(家屋倒壊、津波等)の情報サイトです。

e-かなマップ(災害対策課)

 インターネットを通じた神奈川県の地図情報発信サイト。県内の地震被害想定の情報(震度、液状化、建物倒壊、火災)を詳細に見ることが出来ます。

 

 

茨城県の地震被害想定結果 (PDF)

 内閣府の防災情報のページから

 茨城県では市町村も液状化マップの公表は少ないようです。

 

発表された液状化対策・報告 リンク

 

戸建住宅の液状化対策

 

 戸建住宅では、経済性や敷地の制約上抜本的な液状化対策が困難です。

 しかし過去の被災事例から、通常の地盤補強工事を行った物件で被害が比較的小さかったケースが多々あり、セメント系固化材を用いた表層地盤改良や柱状地盤改良、小口径鋼管工法は液状化対策としてある程度効果的と考えられます。

 ただし補強体の先端を非液状化層に到達させるなど設計上の配慮が必要です。

 

正しい地盤判断基準を提供
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土の採取技術と液状化判定
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NPO法人 住宅地盤品質協会
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