地盤調査
2022年
8月
30日
火
【調査事例】三成分コーン貫入試験(CPT)
三成分コーン貫入試験(CPT)は、三つの成分(先端抵抗・間隙水圧・周面摩擦力)を測定できる「コーン」を、油圧で静的に貫入して、地盤の支持力・圧密評価、土質判別や液状化判定を行うことができます。
試験機を小型化したため、小規模建築物の特に軟弱地盤の調査に適しています。
弊社では、自社班が千葉県船橋市の拠点から出発して、首都圏の三成分コーン貫入試験(CPT)を実施しています。
※弊社の三成分コーン貫入試験(CPT)及び解析は、株式会社設計室ソイルの指導に基づいて実施しています。
三成分コーン貫入試験 報告書例
2022年
4月
28日
木
【調査事例】SWS地盤調査機ジオカルテⅣ納入!
小規模建築物の地盤調査として最も広く採用されている調査法は、スクリューウェイト貫入試験(SWS試験)です。
その調査機として一番のシェアを持つのが日東精工社製の「ジオカルテ」で、その最新シリーズ「ジオカルテⅣ」がこの度納入されました。ジオカルテⅣはアースリレーションズとして2台めになります。
SWS現地調査の様子を紹介します。
スクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)(SWS試験)は、戸建住宅などの小規模建築物で最もよく使われている調査法です。
この試験は、静的貫入試験の一種で原位置における土の貫入抵抗を測定し、その硬軟または締まり具合、あるいは土層の構成を判定するために行います。
▶▶▶詳細
2021年
8月
22日
日
ERの地盤調査報告書作成システム
当社は、クラウド型物件管理&調査報告書作成システム「地優陣(じゆうじん)」を使用しています。
地優陣は、(一社)地盤優良事業者連合会が提供しているシステムで、現場SWSデータをスマホで即時確認・即時共有や、地盤判定プログラムなど、独自の機能を有しています。
▶現場SWSデータをスマホで確認・即時共有
地優陣のスマホ連動システム(ジバトール)では、調査中のSWS試験データを地優陣サーバーにアップロードすることで、調査員がその場でSWS試験のグラフや数値データを確認できます。
地優陣サーバーにデータと写真がアップロードされると、事務所パソコンやスマホからも閲覧できるので、他の場所にいる関係者と協議しながら補足調査の必要性を協議することができます。
現場写真は、事前にシステム上で撮影項目を設定するので、現地で何を撮影しなければならないのか一目瞭然で、撮り忘れ防止につながります。
▶必要な情報を漏れなくミスなく入力する機能
地優陣システムは、報告書に必要な基本的情報および地盤判定プログラムに必要な情報を、漏れやミスがないように入力を促す機能を有しています。以下に地盤判定プログラムの条件となる主な入力項目を示します。
●設計接地圧、設計GL、基礎根入
●表層地質(洪積層 or 沖積層)
●SWS試験データ(補足点データも活用)
●盛土or埋土層及び経過年数
●腐植土層、ローム層
●擁壁の状況(見え高、建物からの距離)
▶地優連式地盤判定基準で判定をプログラム化
地優陣システムでは、一次判定としてプログラムによる自動判定を行い、二次総合判定として技術者による妥当性確認・最終判定(手動判定)が行われます。(判定プログラム:特許第6085712号)
プログラムによる計算・判定は、次の各項目について行われ、すべてOKの場合に「地盤補強が不要」となります。
●沈下量
●傾斜角
●支持力
●擁壁
プログラム判定は、迷いのない判定、ブレの無い判定につながり、2018年の11,347件の集計結果では、一次判定の結果を二次判定で変更した割合が5%程度となっております。
▶データ不正入力誤入力防止・監視の機能
調査報告書には現場調査担当者、解析担当者の氏名と住品協資格者番号が記載されるので、SWSデータの不正入力などありえないことですが、地優陣システムでは、データ取込やデータ更新訂正の状況を視覚的に監視する機能があります。
・現場から即時にSWSデータと写真のアップロードが可能
・同一名データファイルの取込不可メッセージ
・データファイル日付と調査日の照合
・データファイル入力か手入力かの見分け
・荷重、半回転数、貫入状況、土質の訂正更新を視覚的チェック
・資格者による承認前の調査報告書提出不可(未承認印字)
2020年
11月
26日
木
【調査事例】ボーリング班稼働中!
このような広い土地での地盤調査はめったにありません。
天候に恵まれ計画通りの調査ができました。今日は3日間調査の最終日です。
当社のボーリング班は2班。
千葉県船橋市と神奈川県大和市を拠点にしてほぼフル稼働です。
ボーリングマシンのアップです。これだけ見るとなんの機械やら・・?
やぐらを組んだ高いところで作業をするので安全には充分注意します。
建設に際して重要なボーリング調査ですが、従事する人は高齢化し年々減っています。
ここはボーリング調査と同時にSWS調査も行う複合的な地盤調査でした。
ボーリング調査は、地面のなかの状態を知るために一番有効で直接的な方法です。
ボーリング調査では、実際に地盤を掘り進め1m毎に標準貫入試験を実施し、強度測定と同時に地中の土を試料として採取します。
この試料を用いて物理試験などを実施することで、土の分類や推積年代など、地盤の詳細な情報を把握することができます。
▶▶▶詳細
2020年
11月
05日
木
【調査事例】オートマチックラムサウンディング試験
オートマチックラムサウンディング試験は標準貫入試験の簡易版と言えるもので、N値と相関性の高い値を求めることが出来ます。
用途として、地盤の支持層の確認、ボーリング調査やSWS試験と併用する補間調査などがあります。
弊社では、自社班が千葉県船橋市の拠点から出発して、首都圏のオートマチックラムサウンディング(RAM)試験を実施しています。
オートマチックラムサウンディング試験実施状況YouTube動画39秒
オートマチックラムサウンディング試験は動的コーン貫入試験に分類され、確実な支持層の確認を省力化で行うことのできる試験です。
従来スウェーデン式サウンディング試験では困難だった「N値30を超える地層」や「深度20mを超える測定」でも余裕をもった測定が可能で戸建て、中低層のRC造や鉄骨造、土木構造物に至るまで幅広い分野で行えます。
質量63.5kgのハンマーを、高さ50cmから自動的に落下させ、先端コーンが20㎝貫入するのに要する打撃回数(Nd)を求めます。Nd値は標準貫入試験のN値とほぼ同じ値(Nd≒N)として評価されます。
オートマチックラムサウンディング試験 補間調査例
オートマチックラムサウンディング試験 補間調査例
2020年
10月
10日
土
【調査事例】今や珍しい? 手動式SWS試験
戸建住宅の地盤調査で一般的なスクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)(SWS試験)は、元々手動式でした。
25㎏のおもりを上げ下げする労力軽減と、人の手による測定データのバラツキを無くすことを目的に、現在ではほとんどが半自動式または全自動式で試験が実施されます。
当現場は既存建築物の耐震補強工事のためのSWS試験で、自動式試験機は搬入できないため小回りの利く手動式となりました。
手動式SWS試験機の形状
狭い通路での測定
床を剥いで床下での測定
手動式は2人で作業(別現場)
スクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)(SWS試験)は、戸建住宅などの小規模建築物で最もよく使われている調査法です。
この試験は、静的貫入試験の一種で原位置における土の貫入抵抗を測定し、その硬軟または締まり具合、あるいは土層の構成を判定するために行います。
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2020年
10月
05日
月
【調査事例】戸建住宅で主流のSWS試験
戸建住宅や低層アパートなど小規模建築物では、地盤調査法としてスクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)(SWS試験)が多く用いられます
元々は二人で行う手動式試験機でしたが、現在では一人で操作できる半自動式や全自動式が多く使われます。
弊社では、千葉県船橋市と神奈川県大和市を拠点に自社班が首都圏のSWS試験を実施しています。
また全国の地盤同業者と連携して、北海道から九州までのSWS試験を手配し、地盤判定・報告書作成を行っています。
SWS試験実施状況
SWS試験実施状況
SWS試験実施状況
SWS試験実施状況
弊社使用の全自動試験機
荷重、回転、深度制御装置
スクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)(SWS試験)は、戸建住宅などの小規模建築物で最もよく使われている調査法です。
この試験は、静的貫入試験の一種で原位置における土の貫入抵抗を測定し、その硬軟または締まり具合、あるいは土層の構成を判定するために行います。
▶▶▶詳細