本施工事例は、壁式鉄筋コンクリート造(WRC)4階建築物の地盤改良です。一般財団法人日本建築総合試験所の「建築技術性能証明」を取得している「ウルトラコラム工法」にて設計・施工しました。
ウルトラコラム工法は、セメント系固化材スラリーを用いる機械撹拌式深層混合処理工法です。独自の掘削ヘッドを採用し、土の共回り現象による撹拌不良を低減します。
コラム打設位置
施工前状況
施工機
セメント系固化材
ウルトラコラム攪拌翼
セメントミルク作成状況
施工前土質確認
コラム打設開始
改良径確認
比抵抗値測定(攪拌状況確認)
杭頭処理状況
全長コア採取状況
ウルトラコラム工法は、セメント系固化材スラリーを用いる機械攪拌式深層混合処理工法です。独自形状の十字型共回り防止翼を有する掘削ヘッドを採用し、粘性土地盤などで問題となる土の共回り現象による攪拌不良を低減。また、施工直後にコラムの比抵抗をミキシングテスターで測定し、攪拌状況を確認することで、高品質のコラムを築造できます。
▶詳細:ウルトラコラム工法協会