【調査事例】今や珍しい? 手動式SWS試験

戸建住宅の地盤調査で一般的なスクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)(SWS試験)は、元々手動式でした。

25㎏のおもりを上げ下げする労力軽減と、人の手による測定データのバラツキを無くすことを目的に、現在ではほとんどが半自動式または全自動式で試験が実施されます。

当現場は既存建築物の耐震補強工事のためのSWS試験で、自動式試験機は搬入できないため小回りの利く手動式となりました。


手動式SWS試験機の形状

狭い通路での測定

床を剥いで床下での測定

手動式は2人で作業(別現場)


スクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)(SWS試験)は、戸建住宅などの小規模建築物で最もよく使われている調査法です。

この試験は、静的貫入試験の一種で原位置における土の貫入抵抗を測定し、その硬軟または締まり具合、あるいは土層の構成を判定するために行います。

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